献花のアセビ

優秀賞受賞作 江戸時代――とある村で、凶悪な妖怪が封印された。 時は流れ現在。 白波一久は大学の仲間たちと、生まれた故郷である田舎に帰っていた。 満開となった桜の花見をしているときに、奇妙な和服姿の少女と出会う。 少女は自分の名をアセビと言い、白波にある頼み事をする。 そこにある壷のふたを――開けてほしいと。…